神奈川県横浜市後援にて
2016年5月5日 公演
横浜市鶴見区の社会福祉協議会へ舞台のチケット売上代金一部を車椅子として寄付させていただきました。
公演期間中に熊本地震義援金をお預かりいたしまして
2016年5月25日にて送金させて頂きました。
皆様、有難うございました。
CAST
- ブッチー武者
- 大信田礼子
- 山口ひろかず(コント山口君と竹田君)
- 竹田高利(コント山口君と竹田君)
- 浜田光夫(特別出演)
- 堀川りょう
- 俵山栄子
- 益田凡児
- 白井光浩
- 雨宮光俊
- 浦田昌和
- 小野田恵
- 鴨志田媛夢
- 皮美瑛
- 天舞ヒカル
- 都倉彩加
- 星野光代
- 布川麻奈美
- 大和龍之介
- 有希乃路央
STAFF
- 原案:ブッチー武者
- 脚本・演出:山口弘和(コント山口君と竹田君)
- 舞台監督:和田洋一
- 美術:河井妙子
- 照明:ライトシップ
- 音響:阿部洋子
- 衣装:小磯裕子
- デザイン:李智香
- 書:浜田光夫
- スチール:大石一輝
舞台「生きる」をご推薦いただきました
過日、「生きる」を観劇しました。これは、2006年に実際に起きた事件を取り上げた舞台ですが、今まさに私たちはこうした現実に直面しています。
最近、「介護離職ゼロ」という言葉をよく耳にしますが、それにはまだまだ程遠いのが現実です。
改正介護保険制度では、この「生きる」が取り上げている地域の互助の力を相当に期待している内容になっていますが、ブッチー武者さんが新聞のインタビューで答えているように、今地域では人と人とのつながりが希薄化し、身近なところで助けを求めている人に気づいてあげられる状況にはなっていないと感じています。
しかし、現実から目を背けるわけにはいきません。私たちはもう一度、地域の在り方、介護の在り方などを真剣に考えなければいけないのではないでしょうか。
そういう意味では、この「生きる」はとても重要なことを私たちに問いかけてくれています。
団塊の世代と云われた方々が、2025年には後期高齢者となり、全人口の約五分の一を占めることになります。その方々が、すべて健康長寿とは限りません。これから特に取組まななくてはならないのは、認知症高齢者の問題です。「生きる」で取上げられているような問題は、これからますます深刻になることは間違いありません。介護の問題は、息子が一人で抱えきれるものではありません。また、認知症も進行に多少抑制をかけられたとしても、予想出来ない行動が多く介護する家族は心安まることがありません。
この舞台は、社会全体に様々な問題を提起しており、どなたでも行きあたる問題です。自助・公助・共助・協働のためにすべての方々に観ていただきたい舞台です。医者であった私の父は、「好きで病気になる人はいない」と申しておりました。ロボットではない、人間だからこそ出来る心の協働を築いて築いてゆくため、この舞台をご覧になって下さい。
VENUE
横浜市鶴見公会堂
会場として使用させていただきました。