(ギャラクホール)
足立区後援にて
2019年6月1日 公演
CAST
- ブッチー武者
- 藤田よしこ
- 竹田高利(コント山口君と竹田君)
- 鈴樹志保
- 小川友子
- 浜田光夫(特別出演)
- 山口弘和(コント山口君と竹田君)
- 伊勢浩二
- 浦田昌和
- 荻原紀
- 益田凡児
- 松井天斗
- 雨宮光俊
- 新保広恵
- 七瀬美菜
- 浪江路子
- 蓮見のりこ
- 花里サチホ
- 星野光代
- 松原志昴
- 水木ノア
STAFF
- 原案:ブッチー武者
- 脚本・演出:山口弘和
(コント山口君と竹田君) - 舞台監督:佐藤司
- 美術:佐藤司
- 照明:ライトシップ
- 音楽監修:向井じゅん
- 音響:小森広翔
(ライラックプロモーション) - 衣装:小磯裕子
- デザイン:李智香
- 書:浜田光夫
- 動画:河田淳一
- スチール:須藤明子
MESSAGE
みんなで育む「認知症にやさしい地域づくり」
足立区議会議員 長澤こうすけ
この度、「足立区西新井文化ホール」において、舞台「生きる」が講演されることを心よりお喜び申し上げます。認知症の方とその家族の苦悩、「生きる」ことの意味を観る者に問いかける、今まさに話題の舞台となっています。認知症を発症すると、本来、穏やかな性格の方でも攻撃的になったり、物忘れがひどくなり、家族の顔すら判らなくなったりするなど、本人や家族などの当事者にとって深刻な状態をもたらします。そうした当事者の問題を少しでも軽減するための認知症対策が急務と考え、議会で活動してきました。
2015年5月に発表された「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」によると、2025年の日本における認知症の有病者数は約700万人と推計され、その数は高齢者人口の5人に1人に相当すると言います。急増する認知症高齢者は今後大きな社会問題になると指摘されています。この課題に対し足立区では、認知症への理解促進のため「認知症サポーター養成講座」を実地し、2018年3月末までに約2万5000人の区民が認知症サポーターに登録しています。また、認知症高齢者の居場所となる「認知症カフェ」を区内34箇所(2019年3月末)設置し、孤立しがちな当事者同士が地域の中で交流できる場を創出するなど、地域ぐるみで認知症の方を支援する環境整備に取り組んでいます。
なかなか認知症への理解が進まない中で、この公演が認知症の現実を知っていただくきっかけとなり、ご覧になったみなさんが認知症の方々を支援したいと思っていただければ、その意義は非常に大きいものがあると感じています。
BMCエンタープライズ株式会社 劇団ZANGEの活動に敬意を表することともに、舞台「生きる」が認知症の方やその家族にとって安心して暮らせる社会づくりの一助になることを期待いたします。
VENUE
西新井文化ホール
(ギャラクホール)
舞台会場として使用させていただきました。