衝撃の大事件に隠された感動の真実を舞台化

「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい」

2006年、京都で介護にまつわる悲しい殺人事件が起こりました。
この実話は社会に衝撃を与え、人々の心に深い悲しみと問題意識を刻む事となりました。
涙なしでは語れないこの事実を多くの人に知ってもらい、立ち上がっていくきっかけとしてほしい思いで、ブッチー武者をはじめ私たちはこの舞台「生きる」を立ち上げました。

ブッチー武者

困っている人に手を差し伸べられる、お互いに助け合いながら生きるという事が人間社会にとって大切という事を、若い世代に伝える事を今作品の上演目的とし、企画・立案者であるブッチー武者が2006年京都伏見で実際に起こった『地裁が泣いた京都温情判決』事件に想いを得て作劇し、2014年9月2日~7日、俳優座劇場に於いて公演されました!!

この俳優座劇場公演では、脚本・演出は「コント山口君と竹田君」での活動に加え、劇作家としても活躍している山口弘和さんを迎えました。
主演は女優として多くの名作に出演し、歌手としても「同棲時代」などのヒットで知られ、また自身も母親の介護経験を持つ大信田礼子さん。
そして、日活純愛路線で吉永小百合さんと共に銀幕のトップスターとなった、浜田光夫さんが、特別出演として芝居を引き締めてくれました。また、ジャーナリストの田原総一朗氏も肉親の介護をしながら生活する大変さを味わった当事者として、今回のこの作品に対する思い入れは特別なものがあり熱いコメントもいただきました。

家族に認知症の方が出ると、生活設計どころか予定が立たなくなります。精神的・体力的・経済的にも大きなリスクが生じます。(24時間自宅介護、介護離職、施設への入所金など)近年は団塊の世代の方が一律に老人となり、認知症の数が増えるという事は歴然としております。この確実に起こる認知症の対策をどうしていくのか専門家だけに頼るだけでは問題は解決しません。一般の皆さんの介護に対する意識が変わることで、一人で背負い込まず、介護者の負担を軽減し、そして認知症患者の少しでも快適な生活を維持できるものだと思います。この「生きる」は必ずや将来訪れる介護する人、そしてされる人に今のうちに観ていただき、将来の老後を充実させて暮らせるよう考えていただくための作品です。

大反響を呼んだ舞台「生きる」は、初回旗揚げ公演以降全国から再演希望のオファーを頂き、各地方に伺って舞台を行っております。公演希望のご相談も頂いておりますので、興味をお持ちの方、この舞台に共感を頂ける方などは是非ご連絡ください。